PMP試験 2026年新形式 対応プロマネ模試
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PMP試験の内容と出題形式8種類|新形式のケース問題・図表問題とは

2026年7月からのPMP試験の内容と出題形式を解説。180問・240分の基本情報、3領域と予測型の比率、単一選択からプルダウンまでの8形式、オンラインで出ない形式、新しいケース問題・図表問題の解き方がわかります。

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執筆
プロマネ模試 編集部
まず結論

この記事の要点

  • PMP試験は180問・240分です。採点されるのは170問で、10問は採点されない事前テストです。
  • 出題はPeople 33%・Process 41%・Business Environment 26%。予測型が約40%、アジャイルとハイブリッドが約60%です。
  • 形式は8種類で、2026年版でケーススタディと図表問題が加わりました。マッチングなど4形式はテストセンターだけで出ます。
  • どの形式でも、問われるのは「この状況で最も適切な行動は何か」という判断です。

PMP試験はどんな試験?(基本情報)

PMP試験は、プロジェクトマネジメントの知識を、仕事の状況に当てはめて判断できるかを問う試験です。PMIの資格ハンドブックは、知識と経験を仕事の場面に当てはめる、シナリオ形式の問題で評価すると説明しています。まず全体を表で確かめてください。

PMP試験の基本情報(ECO 2026年版、PMIのPMPページ、資格ハンドブックをもとに当サイトで整理。2026年10月時点)
項目内容
問題数180問(採点される170問+採点されない事前テスト10問)
試験時間240分。10分の休憩2回は240分の外
出題範囲People 33%・Process 41%・Business Environment 26%(全26タスク)
進め方の比率予測型が約40%、アジャイル+ハイブリッドが約60%
出題形式8種類。新形式はケーススタディと図表問題
受け方テストセンター(ピアソンVUE)か、監督付きのオンライン。日本のオンラインはATAが実施
言語日本語で受験でき、問題ごとに英語の原文も表示できる
合否合格点は非公表。全体と3領域の評価が4段階で示される
受験できる期間申請の承認から1年。その間に3回まで

資格そのものの概要と、取得までの流れはPMP資格とはで説明しています。

何が問われる?3領域と予測型・アジャイルの比率

問題は3つの領域から出ます。比率は、People(人)33%、Process(プロセス)41%、Business Environment(ビジネス環境)26%です。全体で26のタスクがあり、どの回の試験にも、各領域のすべてのタスクの問題が含まれます。

進め方の比率も決まっています。約40%が予測型、残りの約60%がアジャイルとハイブリッドです。この比率は試験全体のもので、どの領域にも両方の進め方の問題が混ざります。

PMP試験の中身

180問・240分

  • People 33%

    チーム・ステークホルダー

  • Process 41%

    計画・価値・状況評価・終結

  • Business 26%

    ガバナンス・順守・変更・リスク

  • 予測型 約40%

    ベースライン・変更管理

  • アジャイル+ハイブリッド 約60%

    スプリント・バックログ

  • 形式 8種類

    新形式はケースと図表

180問のうち10問は採点されない事前テスト問題で、試験の中にランダムに混ざっています。どれが事前テストかは分からないので、すべて同じように解きます。

出題形式8種類の一覧は?

出題範囲の文書(ECO 2026年版)に載っている形式は、次の8種類です。受験の方式(テストセンターかオンラインか)によって、出る形式が違う点に注意してください。

PMP試験の出題形式(ECO 2026年版の記載をもとに整理)
形式内容出る方式
ケーススタディ(新)長い状況説明を読み、続く複数の問いに答えるすべての方式
図表問題(新)グラフ・図・画像を読み取って答えるすべての方式
単一選択選択肢から正解を1つ選ぶすべての方式
複数選択正解が2つ以上あり、指定された数を選ぶすべての方式
マッチング2つの列の項目を対応づけるテストセンターのみ
拡張マッチング図や表の上の決まった位置に項目をドラッグするテストセンターのみ
ポイント&クリック画像の中の正しい場所をクリックするテストセンターのみ
プルダウン文や表の空欄に、一覧から正しい語句を選ぶテストセンターのみ

日本のオンライン受験(ATA)では、表の下の4形式は出ません。テストセンターで受ける人は、8形式すべての操作に慣れておきましょう。

形式ごとの問題数は、ECOには書かれていません。回によって変わりうるとされています。

単一選択・複数選択はどう解く?

単一選択は、複数の選択肢から最も適切なものを1つ選ぶ形式です。明らかな間違いは少なく、どれも正しそうに見える選択肢が並ぶことが多いです。

コツは、問題文の最後の問いを先に読むことです。「次に何をすべきか」「最初に何をすべきか」「最も良い方法はどれか」で、正解の向きが変わります。たとえば「最初に」と問われたら、動く前に状況や影響を確かめる選択肢を優先して検討します。

複数選択は、正解が2つ以上ある形式です。問題文に「2つ選べ」のように選ぶ数が示されます。部分点の規則は公表されていないので、指定された数をすべて正しく選ぶつもりで解きます。

複数選択では、選択肢を1つずつ「この状況でやるべきか」で判定します。全体を見比べるより、1つずつ○×をつける方が速く正確です。くわしいコツは複数選択問題の解き方で扱っています。

マッチング・拡張マッチングはどう解く?

マッチングは、異なる一覧の項目どうしを組み合わせる形式です。ECOの例では、1列目の項目を、3列目の説明に合う中央の欄へドラッグします。契約の種類とその特徴、リスク対応の戦略とその具体例、といった組み合わせが考えられます。

拡張マッチングは、図や表の決まった位置に項目をドラッグして置く形式です。たとえば、プロジェクトの段階の図に、各段階でやるべき作業を置く、といった形が考えられます。

どちらも、確実に分かる組み合わせから先に埋めると、残りの選択肢が減って解きやすくなります。

ポイント&クリック・プルダウンはどう解く?

ポイント&クリックは、画像の中の正しい場所をクリックして答える形式です。画像には見えない「当たりの範囲」が設定されています。スケジュールの図で、クリティカルパス上の作業をクリックする、といった問題が考えられます。

プルダウンは、文や表の空欄に、一覧から正しい語句を選んで入れる形式です。用語の意味を正確に知っているかが問われやすくなります。

クリックの位置がずれると不正解になります。選んだ場所が意図どおりかを確かめてから、次に進みましょう。

新形式のケーススタディとは?

ケーススタディ(Case or Scenario)は、2026年版で加わった形式です。会社やプロジェクト、意思決定の場面などの詳しい説明が示され、グラフや表が付くこともあります。それを読んで、続く一連の問いに答えます。

新試験では、試験の最初にケーススタディの区画があり、その後に1回目の休憩があります。休憩に入ると、この区画には戻れません。

何問あるかはECOに書かれていません。日本のオンライン試験を運営するATAの案内では、1回目の休憩は40問目の後です。ここから、ケースの区画は40問前後と読み取れます。ただし、形式ごとの問題数は回によって変わりうる点に注意してください。

難しさは、1つの状況から複数の問いが出ることです。最初に状況を読み違えると、続く問いをまとめて外します。状況文を読むときは、次の4つをメモすると整理しやすくなります。

  • 進め方:予測型・アジャイル・ハイブリッドのどれか
  • 人:スポンサー、顧客、チーム、業者など主な関係者と、その立場
  • 問題:今起きていること、困っていること
  • 制約:期限、予算、規制、契約などの動かせない条件

問いごとに、どの情報を根拠に答えるかを状況文に戻って確かめます。記憶に頼らず、毎回見返すのが確実です。解く手順はケーススタディ問題の解き方でくわしく説明しています。

新形式の図表問題とは?

図表問題(Graphic-Based)も2026年版で加わった形式です。グラフ、図、画像などを読み取り、それにもとづいて答えます。

出てきそうな図には、バーンダウン・チャートやバーンアップ・チャート、EVMのS字カーブ、ガントチャート、リスクの確率・影響のマトリクス、管理図、パレート図などがあります。図の読み方を問う問題と、図から状況を読み取って次の行動を選ぶ問題の両方が考えられます。

大事なのは、図の「軸」と「凡例」を最初に確かめることです。縦軸が残りの作業量か、完了した作業量かで、同じ形の線でも意味が逆になります。

練習では、図を見て「この図から何が分かるか」を一文で言う習慣をつけます。たとえば「計画線より実績線が上にあるので、残りの作業が多く、遅れている」のように言葉にします。押さえたい図の種類は図表問題の読み方にまとめました。

POINT

形式に慣れる一番の方法は、実際に解いてみることです。当サイトの無料模試30問は新ECOの比率どおりに作っており、日本語と英語を切り替えながら解けます。

形式より大事な「判断の軸」とは?

形式は8種類ありますが、問われる中身は同じです。「この状況で、プロジェクト・マネジャーとして最も適切な行動は何か」です。操作に慣れたら、判断の軸を固めることに時間を使ってください。

PMPの問題で正解になりやすい行動には、共通する傾向があります。

  • いきなり動かず、まず状況や影響を確かめる
  • 一人で決めず、関係者やチームと話し合う
  • 決められたプロセス(変更管理、リスク対応、エスカレーションの経路)に乗せる
  • 対立や問題から逃げず、原因に向き合って解決する
  • アジャイルの場面では、チームの自律と顧客との協働を尊重する

この軸は、ケーススタディでも図表問題でも変わりません。図から遅れを読み取った後に問われるのは、「原因を分析する」「チームと対策を話し合う」といった行動です。

よくある質問

オンライン受験では出ない形式がありますか?

ECOによると、マッチング、拡張マッチング、ポイント&クリック、プルダウンはテストセンター受験だけで出ます。ケーススタディ、図表問題、単一選択、複数選択は、すべての方式で出ます。

複数選択問題で一部だけ正しい場合、部分点はありますか?

PMIは形式ごとの採点の細かい規則を公表していません。指定された数をすべて正しく選ぶつもりで、1つずつ根拠を確かめて答えるのが安全です。

ケーススタディは何問くらい出ますか?

ECOには書かれていません。ATAの案内では1回目の休憩が40問目の後で、ECOでは1回目の休憩がケースの区画の後です。ここから40問前後と読み取れますが、回によって変わりうるので、区画に入ったら問題数を見て時間配分を決めてください。

出典・参考

  1. [1]PMI: PMP Examination Content Outline – July 2026(PDF)
  2. [2]PMI: Project Management Professional (PMP)
  3. [3]PMI Certification Handbook(PDF, 2026年6月改訂)
  4. [4]ATA: PMP®監督付きオンライン試験(日本・韓国)

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記事の次は、本番形式の問題で。

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