PMP試験 2026年新形式 対応プロマネ模試
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PMPのマッチング問題の解き方|ドラッグ&ドロップと時間の目安

PMP試験のマッチング問題・拡張マッチング(ドラッグ&ドロップ)の解き方。画面と操作、問われやすいテーマ、確実な組から埋める手順の実演、時間の目安、図への配置を確認問題3問とともに解説します。

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約8分
執筆
プロマネ模試 編集部
まず結論

この記事の要点

  • マッチングは2つの列の項目を組み合わせる形式、拡張マッチングは図の決まった位置に項目をドラッグする形式です。
  • ECO 2026では、どちらもテストセンター(CBT)だけで出る形式です。オンライン受験では出ません。
  • 確実にわかる組から埋め、残りを消去法で決めます。1問で複数の組を決めるので、単一回答より時間を多めに見ておきます。
  • 問われる知識は状況問題と同じです。役割・リスク対応・契約などの対応表を作っておくと、両方に効きます。

マッチング問題はどんな画面で、どう操作する?

ECO 2026の説明では、マッチングは項目の列を組み合わせる問題です。ECOの例では、左の列の項目を、右の列の情報と対応するように中央の欄へドラッグします。

拡張マッチング(Enhanced Matching)は、画像や図を含むマッチングです。ECOの例では、右に並んだ箱を、図の中の決まった位置にドラッグします。

ドラッグして答える形式(ECO 2026の記載をもとに整理)
形式内容受験方式
マッチング2つの列の項目を組み合わせるテストセンター(CBT)のみ
拡張マッチング図や画像の決まった位置に項目を配置するCBTのみ
ポイント&クリック画像の正しい場所をクリックするCBTのみ
プルダウン空欄にドロップダウンから語を選ぶCBTのみ

オンライン受験を選ぶ人には、これらの形式は出ません。ケース・図表・多肢選択・複数回答を中心に準備してください。テストセンターで受ける人は、ドラッグの操作に一度慣れておくと本番で焦りません。

形式ごとの問題数は、ECO 2026には示されていません。何問出ても慌てないよう、解く手順を決めておくのが確実です。

マッチングで問われやすいテーマは?

マッチングに向いているのは、用語と説明、場面と手法、役割と責任のように1対1で対応するものです。当サイトでは、次のテーマが問われやすいと考えています。

  • 役割と責任:プロダクトオーナー・スクラムマスター・スポンサー・機能部門マネジャーと、その仕事。
  • 対立の扱い方と特徴:協力(問題解決)・妥協・鎮静(適応)・強制・撤退(回避)と、それぞれの効果。
  • 契約の種類とリスク:固定価格・実費償還・タイム・アンド・マテリアルと、リスクを主に負う側。
  • リスク対応策:回避・転嫁・軽減・受容(脅威)と、具体的な行動の例。
  • 文書と用途:リスク登録簿・課題ログ・変更ログ・教訓登録簿と、記録する内容。
  • アジャイルのイベントと目的:スプリントプランニング・デイリースタンドアップ・レビュー・レトロスペクティブ。
  • チームの発達段階:タックマンモデルの段階と、チームの様子。

これらは状況問題でも使う知識です。マッチングのためだけに覚えるのではなく、状況問題の判断と結び付けて覚えると効率的です。

確実な組から埋める手順は?

マッチングは、1つの組を間違えると別の組も連鎖して崩れます。次の順で埋めると崩れにくくなります。

マッチングを埋める順番
  1. 1

    全部の項目に目を通す

    左右の列を最初に一度ずつ読む

  2. 2

    確実な組を先に置く

    迷わず決まる組から埋める

  3. 3

    残りを消去法で決める

    残った項目どうしで比べる

  4. 4

    全体を見直す

    置き忘れ・重なりがないか確かめる

迷う組は最後に回す。確実な組が増えるほど、残りの候補が減って決めやすくなります。

項目の数が左右で違う場合(使わない項目が混ざっている場合)もありえます。最後まで残った項目を無理にどこかに置かず、問題の指示を確かめてください。

例題:確実な組から埋めるとどうなる?

(当サイトの独自の例題)対立の扱い方5つと、その特徴5つを組み合わせる問題を考えます。埋める順番と、それぞれの決め手は次のとおりです。

対立の扱い方を組み合わせる例(当サイトの例題)
埋める順組み合わせ決め手
1強制 → 一方の考えを押し通す言葉の意味から迷わず決まる
2撤退(回避) → 問題から離れ、先送りするこれも意味から決まる
3妥協 → 双方が一部ずつ譲る残り3つのうち「譲る」が決め手
4鎮静(適応) → 共通点を強調し、違いを小さく見せる残り2つのうち「違いを小さく見せる」
5協力(問題解決) → 原因から話し合い、両者が納得する解を作る最後に残った組。中身が合うかだけ確かめる

確実な組を2つ置くと、残りは3つです。3つから選ぶほうが、5つから選ぶより速く正確になります。最後の組も「残ったから」で終わらせず、意味が合うかを確かめます。

時間をかけすぎないにはどうする?

PMIは、マッチング1問あたりの時間の目安を示していません。全体では180問・240分なので、平均は1問約80秒です。マッチングは1問で複数の組を決めるので、当サイトでは1問1分半〜2分を上限の目安にしています。

時間がかかる原因の多くは、迷う1組に考え込むことです。2組まで確実に決まったら、残りは消去法で置いて、いったん先に進みます。印を付けて区画の最後に見直せば、時間を取り戻せます。

ただし、休憩を始めるとその前の区画には戻れません(ECO 2026)。見直しは休憩の前に済ませてください。

拡張マッチング(図への配置)はどう解く?

拡張マッチングでは、図の読み取りと項目の配置を同時に行います。たとえば、流れ図の空欄に手順を置く形や、権力と関心のグリッドの各象限にステークホルダーを置く形が考えられます。

まず図の軸や流れの向きを確かめます。グリッドなら「縦軸と横軸は何か」、流れ図なら「どこが始まりでどこが終わりか」です。軸を読み違えると、全部の配置がずれます。

図の読み方は図表問題の読み方で、図が出てくる長文の問題はケーススタディ問題の解き方で扱っています。

マッチングに備えて作っておきたい対応表は?

対応表は、テーマごとに左右2列で作ります。左に用語、右に「どんなときに使うか」「誰が負うか」を書きます。例として、契約の種類を示します。

対応表の例:契約の種類とコストのリスク(当サイトの整理)
契約の種類コストが増えたときのリスクを主に負う側
固定価格売り手(決めた金額で納めるため)
実費償還買い手(かかった費用を払うため)
タイム・アンド・マテリアル(T&M)両者の中間(単価は決まっているが、量が増えれば買い手の支払いが増える)

契約の種類ごとの違いは、PMPの契約タイプ一覧で詳しく扱っています。表を作ったら、右の列を隠して左から答える練習をします。複数回答の問題でも同じ知識を使うので、解き方は複数選択問題の解き方も参考にしてください。知識の抜けは無料模試30問の解説で確かめると効率的です。

確認問題1

リスク対応策の組み合わせ

(当サイトの独自問題)次の3つは、脅威への対応の例である。対応策の種類との組み合わせとして、すべて正しいものはどれか。

  • A:危険な工法をやめ、別の工法に替える
  • B:保険をかけ、損失を保険会社に負ってもらう
  • C:試作を増やし、不具合が起きる確率を下げる

選択肢を押すと、正誤と解説が表示されます。

正解と解説を見る

正解:2。脅威のもとをなくすのは回避、損失を第三者に移すのは転嫁、確率や影響を下げるのは軽減です。

1:AとCが逆です。3:保険は受容ではなく転嫁です。4:すべてずれています。この問題は、用語の対応を問うものです。

確認問題2

スプリント中の出来事と役割

(当サイトの独自問題)スクラムで進めるプロジェクトで、スプリントの途中に次の3つのことが起きた。それぞれに主に対応する役割の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  • A:ステークホルダーが、新しい機能を早く入れてほしいと言ってきた
  • B:テスト環境が使えず、チームの作業が止まっている
  • C:次のスプリントで、どれだけの作業ができるかを見積もる

選択肢を押すと、正誤と解説が表示されます。

正解と解説を見る

正解:3。新しい要望の優先順位を決めるのはプロダクトオーナーです。障害の除去を支えるのはスクラムマスター、見積もりは実際に作業する開発者です。

1:要望の優先順位を決めるのは、スポンサーではありません。2:BとCが逆です。4:AとBが逆で、見積もりもスポンサーの仕事ではありません。

確認問題3

権力と関心のグリッドに置いたステークホルダー

(当サイトの独自問題)プロジェクト・マネジャーが、ステークホルダーを権力と関心のグリッドに配置した。経理部長は「権力が大きく、関心が低い」象限に入った。経理部長は多忙で、定例会議にはほとんど出ていない。プロジェクト・マネジャーが経理部長に対して行うべきことはどれか。

選択肢を押すと、正誤と解説が表示されます。

正解と解説を見る

正解:1。権力が大きく関心が低い相手には、負担をかけずに満足を保つ関わり方が合います。要点を絞った情報を、決めた頻度で届けます。

2:相手の状況に合わない関わり方を押し付けています。3:権力が大きい相手を外すと、後で大きな反対を招くおそれがあります。4:多忙な相手に詳細な情報を大量に送るのは逆効果です。グリッドへの配置は、拡張マッチングで図に置く形でも問われえます。

よくある質問

マッチング問題はオンライン受験でも出ますか?

ECO 2026では、マッチングと拡張マッチングはテストセンターで受けるコンピューター試験(CBT)だけで出る形式とされています。オンライン受験では出ません。

マッチング問題1問にどれくらい時間をかけてよいですか?

PMIは目安を示していません。全体の平均は1問約80秒です。マッチングは1問で複数の組を決めるので、当サイトでは1問1分半〜2分を上限の目安にしています。

出典・参考

  1. [1]PMI: PMP Examination Content Outline – July 2026(PDF)

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