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PMPの直前対策|1週間前から前日・当日の朝までにやること【新試験】

PMPの直前対策を、試験1週間前から当日の朝まで日ごとに整理。最後の模試の使い方と失点の数え方、3日前の総まとめ、前日の確認事項、当日と試験中の注意が分かります(2026年の新試験対応)。

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約8分
執筆
プロマネ模試 編集部
まず結論

この記事の要点

  • 直前期は新しい教材を増やさず、解いた問題のうち「間違えた・迷った・時間がかかった」ものだけを回します。
  • 1週間前に本番と同じ180問・240分の模試を1回解き、失点をタスクごとに数えて上位2〜3タスクを復習します。
  • 前日は計算式の確認と段取りだけにします。テストセンターは予約の30分前に受付、日本からのオンライン受験はATAの案内を確かめます。
  • 休憩を始めると、前の区画には戻れません。各区画の終わりに見直しを済ませる練習をしておきます。

直前期は何をして、何をしない?

結論は、新しいことを増やさず、解いた問題の見直しに絞ることです。1週間前に新しい問題集や講座を始めても、1周する前に試験日が来ます。知らない論点に触れると、かえって不安が増えます。

直前期に回すのは、すでに解いた問題のうち次の3種類です。間違えた問題、正解したが自信がなかった問題、時間がかかった問題です。

PMPの問題は、用語を新しく覚えるより、プロジェクト・マネジャー(PM)として「どう判断するか」で点が変わります。判断の型は、同じ問題を解き直して解説を読み直すほうが身に付きます。

直前1週間にやること・やらないこと

やること

  • 解いた問題の解き直し
  • 本番形式の模試を1回
  • 失点したタスクの集中復習
  • 計算式と当日の段取りの確認
  • 睡眠を確保する

やらないこと

  • 新しい問題集や講座を始める
  • 前日に模試を解く
  • 苦手な分野を一から学び直す
  • 徹夜で詰め込む
  • 当日の朝に難しい問題を解く

当サイトの整理です。

1週間で何をする?日ごとの流れは?

当サイトがすすめる直前1週間の流れを、日付順に並べました。仕事をしながらの受験を前提に、平日は1〜2時間、休日に長い時間を取る形にしています。

試験直前1週間の過ごし方(当サイトの目安)
  1. 7日前

    本番形式の模試を1回

    240分・休憩2回で通して解く

  2. 6〜4日前

    弱点タスクの復習

    落とした問題の解説を読み、同じタスクを解き直す

  3. 3日前

    マインドセットの総まとめ

    間違えた理由を原則の言葉で書き出す

  4. 2日前

    形式の確認

    ケース・図表・複数回答を数問ずつ

  5. 前日

    計算式と段取り

    式を書き出し、持ち物と時間を確認して早く寝る

  6. 当日の朝

    軽い確認だけ

    原則メモを読み、会場や機器の準備

当サイトの整理。勉強の進み具合に合わせて調整してください。

1週間前:最後の模試はどう使う?

1週間前に、本番と同じ条件で模試を通しで解きます。180問・240分で、途中に10分の休憩を2回入れます。

ECO 2026によると、1回目の休憩はケーススタディの区画のあとです。2回目は、残りの問題のほぼ中間に入ります。

大事なのは点数より、どのタスクで落としたかです。PMPの出題範囲は、People 8・Process 10・Business Environment 8の計26タスクです。落とした問題をタスクごとに数え、上位2〜3タスクを残り6日の復習対象にします。

  • 時間配分を記録する。ケースの区画に何分使ったか、残りを1問何秒で解いたかをメモします。
  • 見直しの時間を残す。休憩を始めると、その前の区画には戻れません。各区画の最後に数分を残す練習をします。
  • 体力を測る。4時間座って集中できるかも、このときに確かめます。
模試の失点をタスク別に数えた例(架空の数字)
タスク(例)失点残り6日でやること
Process Task 8:スケジュール6問解説を読み直し、同じタスクを10問解く
People Task 2:対立5問誤答の理由を原則の言葉で書き、5問解く
Business Environment Task 3:変更管理4問変更の手順を図に書き、5問解く
そのほか(1〜2問ずつ)計9問解説を読むだけにとどめる

この例なら、上の3タスクに時間を集めます。1〜2問ずつの失点まで追いかけると、どれも中途半端になります。

当サイトのタスク別ドリルは、落としたタスクだけを選んで解き直せます。手元の問題集を使う場合も、同じタスクの問題を5〜10問まとめて解くと、判断の型が残りやすくなります。

3日前:マインドセットをどうまとめる?

3日前は、新しい問題を解くより、間違えた理由を言葉にする日にします。たとえば「上司に報告する選択肢を選んだが、正解はまずチームと話すことだった」のように書き出します。

書き出した理由を並べると、同じ原則で何度も落としていることに気付きます。多いのは次のような原則です。

直前期に見直したい判断の原則(当サイトの整理)
原則よくある誤答
行動の前に、まず状況を分析するいきなり対策を実行する選択肢を選ぶ
当事者と直接話す最初から上司やスポンサーに上げる
予測型の変更は変更管理を通す小さな変更だからと手順を飛ばす
アジャイルではチームに任せて支えるPMが作業を割り振る・指示する
症状ではなく根本原因に手を打つその場しのぎの対処で終える

原則の一覧と例はPMPのマインドセット一覧にまとめています。自分の書き出しと見比べると、抜けている原則が見つかります。

2日前:形式の確認では何をする?

2日前は、出題形式ごとの読み方を確かめます。知識を増やす日ではなく、本番で手順に迷わないための確認です。

  • ケース:本文の構成をつかみ、小問ごとに本文へ戻って条件を拾う。
  • 図表:グラフの軸・単位・凡例を先に読む。
  • 複数回答:「2つ選べ」などの個数を先に確かめ、選んだ数を最後に数える。
  • マッチングなど:テストセンターで受ける人は、ドラッグの操作を一度確かめておく。

形式の一覧と例題は、PMPの問題の形式と例題で確認できます。

前日:何を確認して、何をしない?

前日は計算式の確認と当日の段取りだけにします。長時間の勉強はせず、睡眠を優先します。

  • 計算式を紙に書き出す。EVMのSPI・CPI・EAC、クリティカルパスとフロート、期待金額価値などです。図表問題で、グラフから値を読む形で問われる可能性もあります。
  • 本人確認書類を確かめる。PMIのハンドブック(2026年6月改訂版)では、有効期限内の政府発行の身分証が必要です。写真・署名・英字の表記が求められ、発行した国で受けるなら現地の文字の身分証も認められます。名前が予約と完全に一致しているかも見ます。
  • テストセンターで受ける人:ハンドブックでは、予約の30分前に受付をし、遅刻すると受験できないとされています。試験室に入ると上着などは脱げないので、服装も考えておきます。
  • オンラインで受ける人:日本で現地の言語のオンライン受験を選ぶと、ATAという会社が監督します(ECO 2026・ハンドブック)。ピアソンVUEの日本向けページも、日本ではPMPをOnVUE(ピアソンVUEのオンライン受験)で受けられないとしています。ATAの案内で、機器と部屋の条件を確かめておきます。
  • 英語の原文を見る方法を思い出す。ハンドブックによると、翻訳版の試験には、問題ごとに英語を表示するボタンがあります。

当日の持ち物と会場での流れは、PMP試験当日の持ち物と流れで詳しく説明しています。規則は変わることがあるので、PMIと試験の運営会社の最新の案内も必ず確かめてください。

1週間前の模試の点が低かったらどうする?

まず、点数だけで判断しないことです。PMIは合格に必要な正答率を公表していません。ハンドブックも、合格点は心理測定の分析で決めると説明するだけです。模試の点と本番の合否を、そのまま結び付けることはできません。

見るべきなのは落とし方です。特定のタスクや形式に失点が集まっているなら、残りの6日で十分に立て直せます。3領域すべてで広く落とし、問題文の意味がとれないことも多いなら、基礎の理解が足りていない可能性があります。

  • 失点が2〜3タスクに集中:そのタスクの解説を読み直し、同じタスクを解き直します。予定どおり受けてよい場合が多いです。
  • ケースや図表など、形式で落としている:知識より慣れの問題です。形式ごとに数問ずつ解き、読む順番を決めておきます。
  • 全体に広く落としている:日程の変更も選択肢です。

日程を変えるなら、ハンドブック(2026年6月改訂版)の規則を確かめます。予約の48時間前を過ぎると変更も取り消しもできず、受けなければ受験料を失います。予約日まで30日以内の変更には、70米ドル(税別)の手数料がかかります。

延ばす場合は、新しい試験日までの計画も作り直します。締め切りが遠いと手を付けるのが遅れ、時間があるだけ作業が膨らみがちだからです(パーキンソンの法則と学生症候群)。

どの場合も、直前の数日で新しい分野を一から学ぶのは避けます。手元の問題の解き直しで判断の型を固めるほうが、本番の点につながります。

当日の朝と試験中は何に気を付ける?

当日の朝は、3日前に書き出した原則のメモを読むだけで十分です。問題を解くなら数問にとどめ、正誤で気分が左右されないようにします。

試験の前には任意のチュートリアルがあり、240分の試験時間には含まれません(ECO 2026)。画面の操作や英語表示の切り替え方は、ここで確かめられます。

試験が始まったら、1問あたり平均約80秒(240分÷180問)が目安です。迷った問題は印を付けて先に進み、区画の最後に見直します。休憩に入る前に見直しを終えることを忘れないでください。

よくある質問

試験の前日に模試を解いてもいいですか?

当サイトはすすめていません。前日に低い点を取ると不安が増えるうえ、間違いを復習する時間もありません。前日は計算式の確認と当日の段取りにあて、模試は1週間前に解いておきます。

休憩のあとで前の問題に戻れますか?

戻れません。ECO 2026には、見直しを終えて休憩を始めると、前の区画の問題には戻れないと書かれています。休憩の前に見直しを終えてください。

直前期に新しい問題集を買うべきですか?

おすすめしません。1周する前に試験日が来ることが多いからです。すでに解いた問題のうち、間違えた・迷った・時間がかかった問題を回すほうが点につながります。

出典・参考

  1. [1]PMI: PMP Examination Content Outline – July 2026(PDF)
  2. [2]PMI: Certification Handbook(PDF)
  3. [3]ピアソンVUE: プロジェクトマネジメント協会(PMI)認定試験(日本)
  4. [4]Pearson VUE: PMI(試験会場・オンライン受験の案内)

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